つなげる30人新聞

【横浜をつなげる30人 Day1】〜横浜への想いを抱き、走り出した30人〜

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「つなげる30人」。
企業、行政、NPO、市民、そんなセクターを超えて集まった30人が、自分たちの地域をよくするために、ファシリテーションを通じてイノベーションを起こすことを目指した取り組みです。

これまで、渋谷・京都・名古屋・気仙沼・町田と全国に広がりを見せている”つなげる30人プロジェクト”が、新しく横浜で開催となりました。

「横浜をつなげる30人」。
横浜に関わるメンバーたちが、どんな影響を横浜に与えていくのか?
期待に胸が膨らむ本プロジェクトが、ついに始動します。

 

”つながる”ではなく、”つなげる”

芦澤准教授

zoomに集まった「横浜をつなげる30人」メンバーの皆さん。

初日ということもあり、緊張感を感じている方が多く見受けられました。

「どんな人たちが集まっているんだろうか?」
「いったいこれから何をしていくんだろうか?」
そんな声が今にも聞こえてきそうな雰囲気です。

そんな中、本プロジェクトを中心となって進めている、横浜市立大学国際商学部の芦澤美智子准教授が進行していきます。

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最初は、横浜市 林琢己副市長からの挨拶。

「現在、組織という枠超えたコミュニティが必要になっています。私はこの”横浜をつなげる30人”に期待していますので、皆さん頑張ってください!」
と、画面越しから力強いエールを送っていただきました。

鈴木教授

続いては、横浜市立大学​ 地域貢献センター⻑の鈴木伸治教授よりメッセージが。

「優秀な皆さんだからこそ、今の組織を飛び越えてチャレンジしていってほしいです!」
と、こちらも期待を感じるお言葉をいただきました。

芦澤准教授より本プロジェクトがはじまった背景、同じく中心となって進めている吉永准教授より挨拶が終わり、Slow Innovation野村氏よりつなげる30人の大事な向き合い方をお話いただきました。

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「この30人の中だけで、プロジェクトが完結することはありません。”つながる”のではなく、自分たちが横浜を”つなげていく”のが大事なコンセプトになります。だからこそ、まずはここの30人が仲良くなることが大切です。お互いのことに好奇心を持ち、取り組んでいってほしいと思います。」

”つながる”ではなく、”つなげる”。
メンバーたちが、この半年間で持つべき視点が詰まったメッセージでした。

 

 

横浜への想いを胸に集まる30人

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今日集まった30人は、ほとんどが初対面。

ということで、まずは自己紹介をしていきます。

それぞれが何をやっていて、何を考えている人なのか。
ひとりひとり丁寧に話していきます。

とても多様な方が集まっているのを感じた一方で、横浜への愛を語る方が多かったのも印象的でした。

「横浜という土地に貢献していきたいと思っています」
「横浜が好きなんです」
「ここで様々な方々といっしょに面白いことができることがとても楽しみ!」
「異文化の皆さんと対話を楽しんでいきたい!」

そんな熱い想いがこもったメッセージを、たくさん交わされた自己紹介。皆さんワクワクした表情で自分自身のことをお話ししていて、この日を楽しみにしていた様子が伝わってきます。

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自己紹介が終わったら、続いてはメンバーによるパネルディスカッションへ。

用意していた3つのテーマに沿って話していくのですが、同時に話せるひとは4名のみ。都度話すひとが入れ替わる「フィッシュボウル」というファシリテーション手法で進めていきます。

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テーマはこちらの3つ。
1,これまでの自身の横浜でのオープンイノベーション経験・まちづくり参画経験や学び/課題
2,コロナ禍でチャレンジしたこと(個人、組織問わず)、そこからの学びや課題​、感じた未来への変化の兆し
3,横浜30で扱いたいソーシャルビジネスのテーマ​、自分や自組織が貢献できそうな事​

1,では、
「決められたこと以外のことをやるというのが、なかなか大変な現状があります。やってみなきゃわからないことができない。そういう難しさがあるんです。」
「オープンイノベ−ションや共創って手法なのに、すぐ目的になりますよね。」
という過去に痛感した課題を共有してくれたり

「学校とこどもとか商店街や企業とか、これまで関わってこない人たちが一緒に何かをすると、思ってもいないことが生まれることを感じてきました。それがクロスセクターで取り組む楽しさだと思います。」
「関わった瞬間にアイデアが溢れてくる経験をしたことがあります。これをこの場でもやっていきたいです。」
というポジティブな意見も多く交わされました。

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2,では、
「祖父母の家でデンマーク料理をつくったんです。そこで気付いたのは、祖父母がずっと同じ環境で同じようなものばかり食べているということ。とても幸せな時間でしたが、同じような人だけと居がちだったので、そうじゃない部分に目を向けるのが大事だなと思いました。」
「オンラインだと他者とのつながりを感じにくいから、そこに対してのどう取り組んでいくかが課題だと感じています。孤独を感じる人が増えたなと。」
「課題が少ない横浜だからこそ、楽しいことをやっていけるような気がしています。マイナスをゼロにするという考えではなく、ゼロをプラスにしていく発想。面白いことを探していきたいです。」
など、メンバーの実体験から感じられたことを、共有していただきました。

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3,では、
「地域感を生むことに興味があり、つながるというテーマで何か取り組んでみたいです。」
「横浜の野菜をブランド化したいと思っています。」
「横浜に拠点を移していく企業が多いので、そこと連携できる仕組みをつくりたいです。」
など、具体的なアイデアを話してくれるメンバーの皆さん。
さらにワクワクが高まる時間になっていきました。

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パネルディスカッション中の皆さんは、とても力がこもった表情で話してくれていて、どのテーマの時も自分ごと化して向き合っている様子が印象的でした。僕自身、すでにこれからの「横浜をつなげる30人」が楽しみになっています。

 

 

多様なメンバーによる、多様なアイデアたち

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続いては、グループワークとアイデアをブレストしていく時間に。

7つのチームに分かれて
・心に残った誰かのフレーズや話し
・他セクターの価値観へ理解が深まったこと
・疑問に思ったこと
などの感想を共有していきます。

「高齢者のつながりの話が一番印象的でした。不要なものを一切排除して、一番大事にしたいひととつながれるサービスがあれば、幸せになれるひとが増えると思いました。」
「横浜で働いく中で横浜のいいところを感じてはいるけど、一緒に働いている人はあまり横浜に関係ないひとが多いんです。そのせいか、横浜の悪いところばかりを聞かせられてきました。今日、皆さんから”横浜のいいところ”をたくさん聞かせてもらい新鮮でした。」
と、それぞれ率直なご意見を伝えてくれた印象があり、日頃の背景などが垣間見えた気がします。

 

その流れで、「横浜30全体で取り組めると感じたテーマやアイデア20個」をチームで考えていきます。

この際「議論をしてはいけず、思いつきレベルで書き込んでください」と、Slow Innovation加生氏から取り組む際の大事なポイントをお伝えいただきました。

次々にアイデアが書き込まれていき、30個近いアイデアを出しているグループも。メンバーそれぞれの興味関心、専門としている領域に関係するアイデアで溢れていきます。終わる頃には、「もう終わり!?」とつい声に出してしまうメンバーもいて、グループワークの盛り上がりが感じ取れました。

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最後のチェックアウトでは、このアイデアの中から一番グッときたアイデアをひとりひとり共有。

高齢者に関するアイデアや、横浜のPRに関連するアイデアが多く出てきた印象です。これらのアイデアが、今後の横浜をつなげる30人のプロジェクトにどう繋がっていくのか?とても楽しみですね。

 

あらゆるワークで、あっという間に時間が過ぎていったDay1。
はじめて触れる取り組みに、メンバーそれぞれわくわくした様子が伺えました。
この多様なメンバーから、どんなものが生まれていくのか?とても楽しみでなりません。

これからの「横浜をつなげる30人」に乞うご期待です!

 

 

文章:長田 涼


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