2020年12月14日(月)いよいよ今週は、「渋谷をつなげる30人」のメインプログラムとなるオープセッションウィークです。
本日から5つのチームのオープンセッションが開催。
今年度のオープンセッションは、初の試みとなるオンラインでの実施です。
オープンセッションとは、これまでメンバーが「渋谷をつなげる30人」のプログラムを通して学んできたファシリテーションスキルを発揮し、それぞれのプロジェクトが巻き込んでいくステークホルダーをお呼びして、アイディアを広げていく場です。
オープンセッショントップバッターは「渋谷ド派手デビュー」チーム。ド派手デビューチームのオープンセッションに集まったメンバーは、主にド派手デビューを発信できそうな場のリソースを持っている方と発信の場を求めているアーティスト側の方々です。
チームリーダーである前田さんからまず、このプロジェクトの概要が皆さんに共有され、本日の問いが参加者へ投げかけられます。
渋谷ド派手デビューチームの「問い」はこちらの3つ。
問い1
「渋谷で他にどんな表現の場があれば面白そうか?」
問い2
「自分たちのアセット・表現の延長線上で実現できそうなことは?」
問い3
「どのような社会貢献活動とセットで行ったら、インパクトがあるか?」
参加者から、まずは問い1の「渋谷で他にどんな表現の場があれば面白そうか?」についてお一人づつ自己紹介を交えながらお答えいただきました。
自己紹介ではオンラインでの良さが発揮され、それぞれが行っている活動についてその場で調べたり、リンクを送り合うことができ、詳細を詳しく知ることができました。
問い1への回答は、みなさん事前にアイデア考えてきてくださり、魅力的な表現のアイデアが発表されていきました。今すぐにでも見てみたい!と思うものばかりで、すでにわくわくが止まりません。
みなさんから語られる「渋谷らしい」表現をお聞きしながら、渋谷は若者が生き生きと活躍できる街で、多様性の街であり、影響力のある街なのだということを改めて実感しました。
続いて問い2の「自分たちのアセット・表現の延長線上で実現できそうなことは?」については、まずは表現の場のリソースを持っている参加者からお話をいただきました。
こんな場所でこんなことができると良いというアイデアが次々と発表されていき、実行の様子が描け、ぐっと現実的になってきました。
続いて、それらの場で具体的にどんなことができるかをアーティストの皆さんからお話をいただきました。「とにかく今はコロナ化で表現できる場が減っているので、表現できる場を提供いただけるのであれば本当にありがたい」という思いが語られた一方で、アーティストにしっかりと出演料や出展料が還元される仕組みについても言及され、マネタイズについてもアイデアがいくつか出されていきました。
問い3の「どのような社会貢献活動とセットで行ったら、インパクトがあるか?」については、これまでの問いでもあげられていた渋谷のゴミやらくがき問題など、渋谷の景観についての課題が多くあげられました。課題を解決したその場がエンターテイメントを提供する場になると良いという意見が多くあげられていきました。
今回はじめてのオンラインオープンセッションでしたが、お一人お一人からお話を聞きながら「それわかる!」というような反応や、「もっとこうなったら良いよね!」という意見などがチャットで活発に発信され、全員で共有しながら話をしていくことができました。
最後に、それぞれから感想を共有いただき、参加者の皆さんからは普段関われない人たちの意見を聞くことができ、非常に刺激的だったという意見とともに実現を期待する声が多くあげられました。
今回のオープンセッションでは様々な具体的なアイデアがあげられ、これからの渋谷ド派手デビューチームの発展が楽しみです!