つなげる30人新聞

【渋谷をつなげる30人 4期 Day8】〜 「終わりではなく、はじまり」〜

2019年6月からスタートした「渋谷をつなげる30人」 4期。

時が経つのはあっという間で、その集大成となるDay8 最後の日を迎えました。
9ヶ月間かけて、チームをつくりプロジェクトを生み出してきた30人。

一体どのようなアウトプットが生まれたのでしょうか?
それを丁寧に共有した1日になりました。
その様子をお届けします。

 

オンラインでの対応も

本来、この日は各メンバーの関係者も招いて、100人を超える規模のイベントになる予定でした。しかし、コロナウイルスの影響を配慮し、メンバー限定のイベントとして開催することに。

また、当日現場での参加が厳しいメンバーもいたため、zoomを活用したオンラインと連携しながらでの実施となりました。

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(zoomで参加するメンバーたち)

この日は各プロジェクトの現状を共有する時間。

ここ数ヶ月間は、全員で集う機会がなかったため、お互いの現状を細かく把握できていません。なので、お互いのプロジェクトを認識し合い、結果としてよりプロジェクトを推進させていくための1日となります。

また、集大成と言ってもこの日がゴールではありません。
あくまで新たにスタートする日なのです。

よりインパクトのあるアウトプットを生むために。

それでは、早速ひとつずつプロジェクトを見ていきましょう。

 

コオエンチーム「渋谷でインクルーシブな場所をつくるには?」

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渋谷区には小規模な公園が多く、公園面積が東京都内23区中21位という現状があります。さらに、市民から公園に対するイメージもよくありません。

また、渋谷区は都市開発が進み、大規模なオフィスが急造し、働く人が日々増えています。しかし、働くだけの場になっており、渋谷をなかなか自分たちの街と実感することができません。

そんな様々な課題を解決しようと挑むのが、「シブヤ コオエン部」です。

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数ヶ月前にオープンセッションを実施。そこでは「ダイバーシティな公共空間(公園)をみんなで一緒につくっていくアイデアは?」という問いを設定し、様々なご意見をいただくことができました。

その結果、生まれた事業コンセプトとフローがこちら。

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PHASE1として、2月には渋谷区の公園にて「遊具ペイントイベント」を開催。20名を超える方々が参加し、汽車の遊具が見違えるように。

参加者からは、好評な声が集まり、中にはプロジェクトのコンセプトへ共感したという方もも。地域の関係者からも、「きれいになって嬉しい」という肯定的な声をいただくことに成功しました。

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PHASE2では、大きく2つに着手していきます。

①ペイントイベントの運営方法の確立→ガイドラインの策定・有識者や協力企業との連携
②コンテンツ拡充→ペイント以外のコンテンツをつくる

PHASE3へ進めていくと、仕組みづくりに着手する予定です。自発的で多様なニーズに応える運営方法の確立を目指します。

メンバーが勤める企業が、どのように協働していくのか?
それをまとめたのがこちらの図です。

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そして、その先に見据えるムーブメント。

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自分たちでつくることで、公園やまちに対する愛着を生んでいく。
また、5月にはPHASE1であるペイントイベントを実施予定。

シブヤ コオエン部の熱い思いを感じるプレゼンでした。

 

IBASHOチーム「Challenge One Team」

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続いては、7人中6人が女性であるIBASHOチーム。
「Challenge One Team」をビジョンに掲げ、活動しています。

このビジョンには「誰も排除せず、多様な人材が活躍できる社会を目指すためにワンチームになるチャレンジを」という、メッセージが込められています。マイノリティの方々が、働きにくさを感じている状況を改善するために活動。

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社会実験として、ダイバーシティ研修を実施。
約25名のマイノリティの皆さんに集まっていただき、トークセッションやグループワークといった内容のイベントを開催しました。
参加者満足度はかなり高く、その場から得られた学びも多くありました。

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そこでの気付きや学びから、それ以前に考えていた事業フェーズを見直すことに。見直した結果、考え直されたフェーズがこちら。

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フェーズ①-1では、「渋谷の企業や個人がダイバーシティ採用と共同について学ぶ場」を用意。多様性の理解の土壌をつくります。

フェーズ①-2では、「渋谷の企業や個人がマイノリティとされている方々と交流し、偏見を取り除き相互理解を深める場」に着手します。

フェーズ②では、既存のコワーキングスペースを協働し、「ダイバーシティオフィス」を立ち上げます。

フェーズ③では、「課題を感じているけど一歩を踏み出せない層」へのアプローチを図ります。

チームメンバーは、このような形で協働していくことをイメージ。

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「このプロジェクトで未来は”Shibuya One Team”になります。ダイバーシティの取り組みを後押しできることで、渋谷のマイノリティの人々がともに働き、ともに生きる街ができるのです。」

と、明るい未来になるメッセージでプレゼンが締めくくられました。

 

アップサイクルチーム「渋谷ソーシャルクリエイティブアワード」

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「渋谷の不要服をアップサイクルするためのプラットフォーム」をコンセプトにプロジェクトを進めていくチームです。

ファッションの文化で成長してきた渋谷区としては無視できない、ファッションロスの社会課題に着目。なんと、洋服の6割は廃棄されているといいます。それを不要服のアップサイクルで解決することを目指します。

まずは、「アップサイクルワークショップ」を開催。
20名近くの方が集い、アップサイクルについて触れて考える機会をつくりました。

実際に、不要服をつかったアップサイクル体験や、渋谷でアップサイクルを盛り上げるためには?をテーマにグループワークを実施。
その結果気付いたのは、、、

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ということ。
実際に街を観察していると、様々な課題がクリエイティブの力で解決しようとしている企画が複数ありました

例)

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ここから、さらなる着想を経て企画したのがこちらです。

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このプロジェクトを、まずはプロトタイプで実行していく予定です。
メンバーが実施しやすい、広告の世界にて。

今後は、「地域の困りごとの目安箱になる」「有識者・著名人・クリエイターを巻き込む」「協賛スポンサーを集める」ことにも取り組む想定。

そして、「渋谷の街を舞台に、若いクリエイターが活躍できて、渋谷の街を少し良くできて、企業の社会貢献活動の第一歩の後押しになる」ことを実現していきます。

 

エンタメチーム「SHIBUYA Entertainment Project」

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「エンターテイメントでクリエイティブに社会課題の解決が出来る街へ」をビジョンに、渋谷と向き合うエンタメチーム。

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実は、渋谷に対して”居場所感”を感じている若者が少ない現状を解決するために、まずはオープンセッションで大人と次世代がつながる場をつくりました。

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そこから様々な気付きを得て、生み出されたのがこちらの企画です。

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7月に渋谷ツタヤの屋上にて、上記のイベントを開催予定です。
音楽、ファッション、アート、本、食、様々なエンターテイメントが集い、渋谷を盛り上げていきます。

また、この活動の売り上げの一部を、渋谷の公共メンテナンス費へ寄付していくことを考えています。そして「渋谷の消費がサステナブルに循環される」こと、そんな未来を目指して、活動していきます。

渋谷のために

また、ファッションロス以外の社会課題を通じてコミュニティとプロジェクトを創造していくため、定期的に「SHIBUYA SOCIAL DINING」というイベントを開催していく予定です。

ダイニング

シブヤGIFT100チーム「渋谷の大人と子どもがつながり”社会を学ぶためには?」

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予測不可能な社会、その中を生きている子どもたちに対し、教育の分野で挑戦するのがシブヤGIFT100チーム。

日本の学校の先生は世界一多忙と言われ、学校だけでは子どもたちに未来へ向かう力をつけるのは限界があります。その課題を解決するために生まれたのが、こちらのプロジェクト。

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この事業には、大きく2つの特徴があります。

①学校だけで教育するのではなく、地域も一緒になって取り組む
②子どものために教えるのではなく、子どもも大人も学び合う場

このプロジェクトの社会実験として、中学校へ講師を派遣し授業を開催しました。

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この社会実験で見えたプロジェクトへの課題。
それは大きく4つありました。

①プラットフォームがない
②コーディネーター不足
③マネタイズスキームの未確立
④プロジェクトをどこにおいて、継続的に活動するのか?

その対策案もしっかりと立案してきました。
ここではその一部をご紹介します。

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最後に「学びは贈りあうもの、ちがいを活かしあうこと、渋谷発の学び”GIFT100”を日本全国へ、世界へ」と、このプロジェクトのビジョンを語っていただきました。

 

卒業した後が醍醐味です

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すべての発表が終わると、この9ヶ月に対するチェックアウトの時間。
メンバーそれぞれから、これまでの活動を振り返り、思いを言葉にします。

その一部をご紹介します。

・そもそもの「なぜ」を考える癖がついた。なんでこの作業が必要なのか?なんでこれをやっているのか?
 ・渋30以外でも皆さんと繋がり、いろいろやっていきたい
 ・はじめは渋30に自分の居場所を感じにくかったけど、今はふらっと来れる居場所になった。
 ・受け入れてもらえる信頼関係がここにある。それが価値だと感じている
 ・仲間がいるからこそ、強い思いを持って突き進められる
 ・自分の進みたい道を再認識できた時間だった
 ・いい意味で予想外のことが起きていて、とても楽しい時間だった
 ・渋谷が変わろうとしているこのタイミングで関われたことを誇りに思う

最後に、運営からもメッセージを贈り、締めの時間に。

 

野村さん
「ひとつひとつのプロジェクトの質の高さを感じました。ここから、皆さんと一緒に渋谷をつなげる30人を良くしていきたいです。ありがとうございました!」

加生さん
「僕は最終日の質を高めることを、とても楽しみに頑張ってきました。皆さんの晴れ姿を見ることができて、本当に嬉しいです。でも、これが終わりではありません。卒業してからが醍醐味なので、これからも渋谷を愛する仲間として頑張っていきましょう!」

 

冒頭にも書きましたが、この日はあくまでスタートライン。
ここから、各プロジェクトがどう推進していくのか?楽しみでなりません。

 

4期の皆さん、本当にお疲れ様でした!

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文章:コミュニティマネージャー 長田


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