つなげる30人新聞

【京都をつなげる30人 1期 Day5】プロジェクトのアイディアを具体化する。いよいよプロトタイピングへ!

 

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昨年12月開催Day3終了後からの約1ヶ月間で、Day4としてステークホルダーを招いたオープンセッションを実施しました。

Day5となるこの日は、オープンセッションの振り返りを行った上で、プロジェクトを事業化していくために必要なコンセプトデザインに着手。いよいよプロトタイピングに向けて動き始めます。

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イントロダクション 〜いま改めて、京都をつなげる30人で「自分自身がやりたいこと」とは

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繰り返しになりますが、「京都をつなげる30人」はチーム毎にプロジェクトのコンペティションをしているのではなく、30人が1チームとなって、京都でイノベーションを起こしたいテーマを磨き、コレクティブインパクトを生み出していくことを目指しています。

30人が1チームであることを再度しっかりと握り合うために、チェックインとして一人ひとりから一言ずつ「自分自身がやりたいこと」を改めて言葉にしていきます。

  • ・オープンセッションを終えて、チームがあたたまってきている感じがあって、少しずつ本音で話し合える関係になってきているのでこの温度感・楽しさを保って、3月の京都30終了後も継続してプロジェクトに取り組んでいきたい
  • ・未来の京都を良くしたい!
  • ・組織のリソースを生かしながら、自分を中心にして、周りをどんどん良くしていきたい

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ワールド・カフェでオープンセッションからの洞察を掘り起こし

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1月に各チーム毎に自主開催したオープンセッション。

このオープンセッションを通して、一体どういうことを学んだのか?

チームを超えて、30人1チームで8つのテーマについて対話を通して振り返っていきます。

  • ・チーム内で、もっと「いま何を感じているのか」コミュニケーションしていく必要性があることに気付けた
  • ・利害関係を超えて様々な分野の方に参加してもらえ、対話を通して色んなアイディアや気付きが得られて、このような場の価値を感じた
  • ・参加者から、活動に賛同する声、一緒にやっていこうという声をたくさんもらえて、とても有意義だった

といった収穫があり、チームで初めての共創体験から早速学びを深めています。

 

 

 

提供価値をデザインする

午後からは、これまで磨いてきたプロジェクトテーマ・アイディアを、事業としてデザインしていきます。

大きく4つのステップで、検討していきます。

  • ①チームが提供していく価値
  • ②事業スキーム
  • ③プロトタイプ企画
  • ④短期・中期・長期の計画

 

まずは①チームが提供する価値を明確にするため、”バリュー・プロポジション・キャンバス”というフレームを活用して

  • ・各チームが価値をもたらしたい相手・ユーザーは誰か?
  • ・その人にとっての、一番大事にしている成し遂げたいことは何か?
  • ・成し遂げる上での、ペインとゲインは何か?
  • ・ペインを減らし、ゲインを増やすような、具体的な製品やサービスはどんなものか?

を詰めていきます。

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次は、お互いのリソースを活かしてどう継続可能にしていくのか②事業スキームを描きます。今いるメンバーと、手伝うよと声をあげてくれた組織が、どのように連携するのか可視化します。

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続いて、1日で各チームのサービス価値を体験できるような③プロトタイプ企画を構想してみます。

実際にサービスをユーザーに体験してもらうプロトタイプ企画を1日だけ実施してみることによってサービスを知ってもらい、サービスが機能するかどうかを検証する機会とします。

出来るだけ費用をかけず、メンバー相互のリソースを活用することで実現できる小さな一歩にすることがポイントです。

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最後に、短期・中期・長期で④フェーズを描き、今後のアクションを明確にしていきます。

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デザインの発表

 

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京都を移動しやすくチーム

▼提供する価値
健康・便利・安心・エコに移動できるような、新しい移動手段の提供

▼サービス
シェアサイクルPoppa
京都パス(京都内の提携シェアオフィスを自由に利用でき、その間をシェアサイクルPippaで移動できる)
移動する以上の価値として、イベントやセミナーの開催、カロリー消費分に応じてお店から割引を得られるなど

▼プロトタイプ企画
シェアサイクルPippaを体験できる無料券を配布し、便利だったエピソードを募集する

▼フェーズ
短期)啓発・オープンデータ収集
中期)移動先のコンテンツを提供
長期)京都パスの実現

 

まちづくり×映像チーム

▼提供する価値
映像制作を通したクリエイティブな活動の喜び、まだ発見されていないまちの魅力を伝える喜び、地域の人間関係をつくる

▼サービス
まちづくりディレクター育成認定プログラム、ローカルな魅力を発信していく人”Lチューバー”入門講座

▼プロトタイプ企画
映像制作ワークショップの体験版を実施する

▼フェーズ
短期)京都市の事業としてプログラムを開始
中期)実行委員会化して運営
長期)京都初の”Lチューバー”が全国に広がり、地域の魅力を発信するムーブメントになる

 

京都の人事部チーム

▼提供する価値
京都のあらゆる組織のHUBとなり、あらゆる人生ステージにおいて一人ひとりが自分らしく働き続ける ための人事部機能を提供する

▼サービス
社員を大切に育てる会社が合同で人材育成をするプログラム

▼プロトタイプ企画
対話食堂

▼フェーズ
短期)対話食堂を通して、自分らしい働くカタチを考える
中期)合同人材育成プログラムなどのサービス提供
長期)組織の垣根を超えて、多様な働くカタチを生み出す

 

関係人口チーム

▼提供する価値
京都内外の人が、真剣に遊びながらより良い関係を築き、安心の地域コミュニティをつくる

▼サービス
大人の地蔵盆

▼プロトタイプ企画
大人の地蔵盆の体験会

▼フェーズ
短期)ホステルとコラボレーションして大人の地蔵盆の体験会
中期)地蔵盆を様々な場所で展開していく
長期)地域色を生かした地蔵盆の新しいコンテンツを作り、生活文化が伝承され、京都内外の交流の場となる

 

再生材×循環×洛西口チーム

▼提供する価値
おしゃれなものを利用した結果として、環境に良いことにつながる

▼サービス
インスタなどのSNSに投稿する日常のトピック作りになるもの(カップ・美味しいメニュー・イベントなど)

▼プロトタイプ企画
楽しく再生する洛西口イベントで、美味しく少しエコな経験を提供(葦ストローの体験、地産地消・旬野菜のトークイベント)

▼フェーズ
短期)普及・啓発、イベント開催、カップの社会実験
中期)循環モデルを持続的に実施する形を構築する
長期)循環モデルを他地域でも展開する

 

街の百貨店化チーム

▼提供する価値
地域で新しいことを取り入れたい派の人たちと、保守派の人たちとの融合

▼サービス
小中高生向けワークショップ

▼プロトタイプ企画
エコ・もったいないをテーマとしたトークセッションやワークショップ

▼フェーズ
短期)子どもたちを入り口に、エコ・もったいないを教育できるようなイベントを開催
中期)親世代に繋がり、ビジネスを生み出す
長期)常設のプラットフォームを構築する

 

エンジェル京都チーム

▼提供する価値
大学生が卒業後も京都に残ってくれるよう、大学生と大人が就活ではない形で出会い、繋がる

▼サービス
就活のための関係性ではなく、生き方・あり方を社会人から学ぶネットワークの提供

▼プロトタイプ企画
オープンセッションに来てくれた大学生と、社会人との鍋パーティ

▼フェーズ
短期)大人とつくる京都のエコシステムを考えるワークショップの開催、大学生の実態を調べるアンケートの実施
中期)ワークショップの定期開催によって、プログラムを磨く
長期)運用メニューを固め、実行委員会をつくる

 

お寺×企業チーム

▼提供する価値
お寺で感性を磨く

▼サービス
企業の檀家制(経営陣向け教育プログラム、お寺カフェなど)

▼プロトタイプ企画
お寺で磨く美意識と感性1Day1イベント

▼フェーズ
短期)お試しイベント開催
中期)プログラムを感性させサービス提供スタート
長期)東京進出

 

 

チェックアウト

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思考と感性をフル活用して事業デザインを行い、気持ちの良い疲れの見える1日となりました。

これまで大切に育んできたアイディアの種に、今日1日でかなりクリアなデザインを与えることができ、図形確実に1歩ずつ進んできていることを実感します。

  • ・他の方がやりたいことの中で、自分を生かしていくことを大切にしたい
  • ・どんどん流れが生まれてきているのを感じる1日になった
  • ・改めて、京都30が1チームだと感じられた
  • ・自分たちがビジネスをするんだ!という覚悟が得られた

次回は、京都30全体でのコレクティブ・インパクト創出を目指して、相互支援する体制づくりを行なっていきます。京都30からどんなインパクトを生み出していけるのか?是非楽しみに、引き続き応援をお願いします!

《文章:内英理香》

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