つなげる30人新聞

【気仙沼をつなげる30人 1期 Day3】〜気仙沼市民を招いたオープンセッション〜

2019年11月10日。
「気仙沼をつなげる30人」第一期の最終回となる、オープンセッションを開催しました!

この日は8つのテーマに別れたチームごとにそれぞれフューチャーセッションを設計し、気仙沼市民を招き入れたオープンセッションを実施しました。気仙沼市長である菅原茂様にも起こしいただき、最後は市長を囲んで対話を行いました。

 

 

各チームによるオープンセッション!

この日は参加者の多くが強張った面持ちで会場へと現れました。

それもそのはず。これまでは30人のメンバー内でセッションを実施してきたのに、今回は一般の気仙沼市民を相手にセッションを行うからです。各チームが精力的に準備を進めて来た様子はとても伝わって来ていましたが、やはり本番に向けて緊張するのも無理はありませんよね。

ただ、さすがだなあと感じたのは、どのチームもセッションが始まった途端に、堂々と自分たちの想いを語り、会場の参加者を巻き込んでいた点です。

特に、開幕を担当してくれた農業×福祉のチームでは、参加者の専門性が混じり合って、活発な意見交換が起こっていたのが印象的でした。

その皮切りとなったのが、とある参加者から共有された「わたしは認知症になっても、自由に外を歩きたい」という素直な意見でした。

そこから意見交換が活発になり、市内で高齢者の支援をしている方や、シニア年代が活躍している町づくりの事例に詳しい方から専門的な知識が寄せられ、場が大いに盛り上がりました。

最終的には「認知症になっても自由に出歩ける気仙沼」という、とても魅力的なコンセプトが誕生し、これからの活動に大いに弾みがついたセッションとなりました。

多様なバックボーンを持った方々が交わり、触発し合ったからこその結果に、主催者としてとても嬉しく感じた一幕でした。

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気仙沼市長との対談!

8つのチームがセッションを行った後は、気仙沼市長の菅原茂様を招いて、各チームの代表者との対談を開催しました。

市長へ思いをぶつけられる機会は限られているので、自然と各チームのプレゼンテーションにも熱が入っているように感じられました。

市長からは、各チームへの取り組みに対してとても丁寧にご意見をいただき、関連する政策の方針なども詳しくお伝えいただきました。

町の復興、発展は、行政だけでも、民間だけでもなし得ることはできません。お互いのセクターが、特長を活かし、それぞれに出来ることを実施していくことが重要です。また、相互の動きを把握し合っている、ということも、とても大切です。

気仙沼をつなげる30人が、そうしたつながりのひとつとなることを期待している、といった主旨のメッセージを最後にいただき、全3回のプログラムが完了となりました。

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全3回を振り返って

気仙沼をつなげる30人第一期は、参加してくだった皆さんの熱意がとても強く、「いくら良いアイディアを考えたって、行動に移さなければ意味が無いんだ!」とみんなが等しく思っていることがとても心に残りました。

きっと復興の過程で、様々な葛藤や対立を乗り越え、町を回復させるための取組みを続けて来られた皆さんだからこそ、自然とこうしたお考えに至ったのだろうと思います。

そのご姿勢と、これまで積み上げて来られた結果の数々に、大変刺激を受ました。

そうした皆さんだからこそ、きっとこの場で生まれたつながりやアイディアを具体化するために、これから更にご活動を重ねて行かれるのだろうと感じました。

日本で唯一のSlow Cityである気仙沼が、Slow Innovationのメッカにもなったら本当に素敵です!

ぜひここから、新たな可能性が芽吹くことを、応援しています。

 

 

文章:相内 洋輔

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