2021年7月27日(火)
ひろしまをつなげる30人(ひろしま30)の第2日のセッションが開催されました。この日のひろしまは、とても暑い夏日でした。さらにセッションは熱く、広島愛に溢れた一日となりました。
メンバーの想い
Day2セッションレポートの前に、、、
メンバーのみなさんがどんな想いで参加し、どんな広島の未来を描きたいと思っているのか? お二人にお話を聞かせていただきましたので、是非生の声をご覧ください!
3つのチャレンジ
今後も多様なメンバーの生の声をお届けしたいと思います!
さて、お二人を筆頭に、とてもアツくクリエイティブなメンバーとともにセッションDay2でチャレンジしたいことは、次の3つです。
- 自分を知る:30人の一人ひとりが自分に向き合い、「ほんとうにやりたいこと」に気づくこと
- 仲間を知る:30人がお互いに、それぞれの「やりたいこと」をテーマに深く対話することで、相互理解と相互支援の関係性を構築すること
- ともに描く:30人の「やりたいこと」と、30人の所属団体のもつリソースを掛け合わせたときに、どんなビジョンが描けるかを妄想すること
これら3つが、予想をはるかに超える形で達成された1日でした。
ひろしまの未来シナリオ
Day2は、キックオフセッションで検討した「広島の未来に関わる変化の兆し」を使って、複数の未来シナリオを描くところから始まりました。次の4つの未来シナリオを共有することで、30人が捉える「広島の未来に関わる外部要因」を確認しました。

未来シナリオに基づく対話により、Day2に向けてメンバーそれぞれが考えてきた「自分自身の想い」が実現すると、どんな都市や社会ができあがるのかを想像しました。
- 地域への想い
- 平和への想い
- 未来をつくる子どもたちへの想い
など、参加者一人ひとりの、熱い想いがより具体的に浮き上がってきました。
想いについて語り合うワールドカフェ×30連発
キックオフ終了後、30人メンバー全員がSlack上に「想いシート」を共有していました。自分はどんな問題意識があるのか?他のメンバーとどんな問いについて話したいのか?ということをA4用紙にまとめたものです。
Day2ではこの「想いシート」をテーマに30人全員分の対話セッションが行われました。自分自身のテーマに対して他のメンバーと対話することによって、「自分をより深く知る」ことができます。
それと同時に、他のメンバーのテーマについて、次々と対話することで、「みんなの異なる視点やアイデア」を知ることができます。
それぞれの想いをテーマに、一人15分の持ち時間で、各人が自らワールドカフェのファシリテーションを実践します。


ランチタイムを挟み、午前、午後のほとんどの時間を使い、互いの「想い」が、楽しくも真剣に語られました。そうすることで30人の「想い」から、可能性の種が生まれてきたのです。
想いから生まれた「プロジェクトの種」を育てる
すべてのワールドカフェを終えると、30人の頭の中は、それぞれの想いとたくさんのアイデアであふれていました。大量の情報を整理するために、全員が輪になって対話したのち、改めて「自分のほんとうにやりたいこと」を掲げ合うことにしました。
- 食の街につながるテーマ
- 新しい教育につながるテーマ
- 子育てしやすい環境につながるテーマ
- 平和×〇〇:〇〇にスポーツ、公共空間、オフィスなどを入れたコラボレーションへの想い
- 人と人とをつなぎたいというテーマも多数ありました
それらのテーマをもちより、同じようなことをしたい人、ちょっと違うけど化学反応が起きそうな人。そんな人たちが自由に集まり、対話を深めました。
これらの可能性の種を、Day3までに形にしてプロジェクトをつくっていきます。ひろしま30のテーマは「未来をつくる当事者を増やす」こと。11月のゴールを目指し、全員で走り抜け、ひろしまの未来をつくりだしていきたいと思います!

ひろしまをつなげる30人
主催:一般社団法人広島県観光連盟(HIT)
Slow Innovation株式会社
文章:はら ゆきこ
動画:野村 亮太
編集:内 英理香