【ひろしまをつなげる30人 第1期 Day7】〜「最終報告会」次のステージへ〜

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3月30日、いよいよ最終報告会の日を迎えました。
スタートから約7ヶ月間、30人で何度も熱く語り、ステークホルダーとの対話を重ね、プロトタイピングを行ってきた各プロジェクトの成果を報告します。

まず初めのチェックインでは、「このプロジェクトを通した私の変化」というお題でスタート。
「殻を破ることができた」や「こんなに仲間ができると思わなかった」などの声がありました。つなげる30人が目指す「同級生のような信頼を土台に、この街をより良くするために想いとリソースを持ち寄る関係性」を丁寧に紡いでこられた実感、その中から自分自身にも変容が創発されたことを口にされていました。

ワクワク感が高まると同時に、参加メンバーをおくり出していただいた各社から上司・役員が続々と出席され、緊張感も漂う中、最終プレゼンテーションのスタートです。

〜7つのプロジェクトの発表へ〜

アツアツ鉄板ピッチ

「ちょうどよい」に代わって、「応援する・育てる」を広島の新しいブランド・みんなの誇りにしたい!という想いから起案されたプロジェクト。

広島の人の大好きなお好み焼き店は、実は「人生インフラ」だ!と捉え直し、お好み焼き店を「夢を発信し、応援・育てる場」として、ピッチの企画や仕組みづくりを練り上げてきました。コンテンツクリエイターとより大勢を巻き込むカルチャーにしていくことが次のチャレンジです。

※最終報告会当日の映像

チームこども〜こどもと地域・企業のつながりをめざして〜

未来をつくるこどもたちと一緒に広島の今を知り、未来を考える時間をつくりたい!という想いから起案されたプロジェクト。

広島の子どもたちに仕事に触れる機会、知る・考える時間を提供することを通して、キャリアに夢を持ってもらおうと、「ひろしまみらいのしごとクエスト」と「ピースクエスト(平和✖️学び)」の2本だてで企画を実施しました。その報告とともに、提案に賛同し協業してくれる方達との実現に向けて、報告会に駆けつけてくれたステークホルダーからアイディア・意見を募りました。

ALLひろしまスポーツ活性化

メジャー・マイナー問わず、多くのスポーツのプロチームがあり、スポーツとの距離感が近い市民性を持つ広島。ALL広島スポーツの力を結集して、広島スポーツの全体を盛り上げよう!という想いから起案されたプロジェクト。

「ひろしまのスポーツの”応援”を最大化しよう」をテーマに、広島中のスポーツチームとの連携、そして行政との連携の道を模索してきました。チャレンジしたからこそ、各ステークホルダーの目的の違いなど障壁も見えてきましたが、だからこそ粘り強く取り組み続ける意義を感じるプロジェクトです。

まちなかに”ゆきち”をつくる

「街中の人に湯来を訪れてもらうだけでなく、湯来が街中に染み出したらどんな風になるだろうか?」という面白い着想から生まれたプロジェクト。

街中に湯来のような癒しの空間を作ることを目指し、どこよりも素早く「湯来の温泉水に浸かれる移動式足湯」を、地元企業の協力を得て製作。移動式足湯を継続的に実施する上で障害となっていたある制度について、先行事例都市とのヒアリングの上で地元行政と掛け合って、柔軟な制度への変更を実現させました!会場でもみんなで足湯体験をし、成果を肌で感じることができました。

広島を世界一アートに溢れた街にする「つなげるアート」

東京から帰ってきて再認識した広島の街の美しさ。そして、アートの持つ人を惹きつけるパワー、言語・年齢・思想を超えて共感・尊重・寛容な気持ちでつなげるパワー。これらを掛け合わせ、平和都市広島だからこそやるべき「アートの力で人をつなげたい!」という想いからスタートしたプロジェクト。

企業の建物の壁を提供してもらい、アーティストが彩る「ウォールアート」によって、企業、アーティスト、見る観光客・住民、自治体それぞれが笑顔と誇りを育みます。すでに候補地に手を挙げてくれた企業が5社も!実現が楽しみです。

■美食の街ひろしま

「ひろしま=おいしい」のイメージを定着させたい!という想いでスタートした美食チーム。

既に様々なおいしい食材・料理・お店が溢れている広島であるが、それぞれが点として存在していて、”ひろしまのブランディングに繋がっていない”との課題認識を前提として、食と文化・観光客とローカルの人々が面として融合させようという大きなゴールイメージを描きました。更に”祭り”に焦点を当て、西条酒まつりや牡蠣まつりにヒアリングを行い、プロトタイプとして「ひろしま春の牡蠣まつり」でスタンプラリーや商品協賛も行いました。発表後には、単発イベントではなく、定番イベントにできるよう、キーとなるステークホルダーの方々から応援の声が多数あがりました!

■Hiroshima Music Tourism

音楽で広島の観光を盛り上げたい!そして、ひろしまで音楽フェスをしたい!という強い想いがきっかけで結成されたプロジェクト。

ひろしまの観光資源と音楽を組み合わせることで、新しい観光の形を模索しました。”オーガニック×牧場クラシック”、”絶景×EDM”など、音楽を起点としながらも、そこから各エリア・各ジャンルの広島の魅力へとつなげていく様々な具体的アイディアを発表しました。また、ひろしまをつなげる30人から着想を得た、全国の”つなげる30人フェス”の構想も。音楽への想いの強さが、今後の構想実現の大きな熱源になっています。

〜お互いに感謝を伝え合う

各プロジェクトのプレゼンテーションが全て終わり、メンバーが1対1で対峙し、目と目を合わせて真摯に「互いへの感謝の想い」を伝え合い、受け止め合うチェックアウトです。ここまで熱い想いも、不安や悩みも、等身大で開示し合ってきた仲間。改めて言葉にすると少し照れますが、胸の奥がジーンとします。

この7ヶ月間一緒に走ってきた仲間同士、温かい雰囲気の中、拍手で互いを讃えあって場が閉じられました。

〜第一期を終えて、NEXTへ〜

「ひろしまをつなげる30人」第一期は、「広島の未来をつくる当事者を育成する」を大きな狙いに据え、約7ヶ月間ともに創り上げてきました。7つのプロジェクトを生み出しましたが、実はそれは副産物。短期間で無理矢理帳尻を合わせてビジネス創造・プロジェクト創造の結果を生み出す以上に、中長期的視点から、その土台としての「本気で自分ごととして取り組む、当事者の育成」と「想いを相互支援する信頼関係の仲間づくり」を大切に走ってきました。

コロナ禍・災害の影響もあって延期せざるを得ない時もありましたが、そのような時でもメンバーのプロジェクトに対する熱量は落ちることなく常に高く、メンバー間での応援関係によって、最後のDay7まで走りきることができました。まさに、「広島の未来をつくる当事者」が生まれはじめた期となりました

第二期でもこの勢いを拡大していくことを期待しています。と同時に、第一期「ひろしまをつなげる30人」は終わりを迎えましたが、30人の想い・熱量を完全に絶やすことなく薪をくべ続けるべく、NEXTの一歩を模索しなければなりません。是非、「現在進行形」の我々のチャレンジを応援してください!


ひろしまをつなげる30人
主催:一般社団法人広島県観光連盟(HIT)
   Slow Innovation株式会社
文章:はら ゆきこ
映像・編集:野村 亮太


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